各種メディアから配信された柔道整復師が関わる報道です。
配信元で実名・施術所名が明記されていても当サイトでは伏せて引用する場合があります。
報道
2025年8月に大手メディアで報道された柔道整復師による詐欺です。
施術費の水増し請求で警察官を処分 知人の接骨院への通院日数偽る 富山
テレ朝NEWSより引用 https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000447983.html
2025.08.21
接骨院に通院した日数を水増しし、施術費を不正に共済組合へ請求していたとして、富山県警は40代の男性巡査部長を停職6カ月の懲戒処分としました。
富山県警によりますと、男性巡査部長は2020年2月から去年3月まで、知り合いが経営する接骨院に合わせて57日間通院したとする書類を警察の共済組合へ7回にわたって提出していました。
男性巡査部長は57日分の施術費合わせて5万3095円を知り合いの口座に振り込ませていました。
その後、県警が男性巡査部長の勤務表を調べたところ、実際には通院していなかった日が9日あったと判明したということです。
巡査部長は県警に対して「知り合いで、捜査協力をしてもらったこともあり、水増し請求を持ちかけられ安易に了承してしまった」「組織や県民の皆様に迷惑を掛けてしまい大変、申し訳ない」などと話しています。
男性巡査部長は今月21日付けで停職6カ月の懲戒処分となり、この日、依願退職したということです。
県警は「法を適正に執行すべき警察官が、このような事案を起こしたことは誠に遺憾であり、県民の皆様に深くおわび申し上げます。職員に対する指導を徹底し、信頼回復に努めて参ります」とコメントしています。
巡査部長、接骨院と共謀し通院日数 水増し約4年間…施術代不正請求で停職6か月、依願退職 富山県警
チューリップテレビより引用 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tut/2121982
2025.08.21
警察共済組合から施術費約5万円を詐取、富山県警の40代巡査部長を停職6月 知人と共謀
産経新聞より引用 https://www.sankei.com/article/20250821-MYXTZMJV7RKRHHWJDTHTCYCTUY/
2025.08.21
捜査協力者の接骨院と結託か 県警巡査部長が接骨院の施術費を水増し請求で懲戒処分に
富山テレビより引用 https://www.fnn.jp/articles/-/920041
2025.08.21
富山県警巡査部長、詐欺疑い 保険金水増し請求、書類送検
富山新聞より引用 https://www.hokkoku.co.jp/articles/tym/1843839
2025.08.22
事件の概要
富山県内の接骨院で、
院長の柔道整復師が、富山県警巡査部長と共謀して、通院日数を水増しして療養費の不正請求を繰り返して約4年間で約5万円の保険金(療養費)を詐取しました。
起訴容疑は詐欺(療養費詐取)です。
犯行は2020年2月~2024年3月に行われました。
※逮捕/送検等の報道はありませんでしたが、2025年8月の時点で起訴されていました。
この他にも余罪が追及されました。
容疑者
柔道整復師の接骨院院長(43)(実名非公表)
富山県警察の巡査部長(40代)(実名非公表)
です。
柔道整復師(接骨院院長)の容疑者は犯行が行われた富山県東部の接骨院を経営していました。
実名報道がされず容疑者個人についての情報は見つかりませんでしたが、2026年2月の初公判時の報道によれば43歳で富山県富山市在住となっていました。
富山県警察巡査部長の容疑者は事件の舞台となった接骨院に通院する患者でした。
被害者
不正請求され療養費を支払わされた警察共済組合富山県支部です。
共犯の県警巡査部長がこの警察共済の組合員でした。
その他関連情報
犯人2人の関係性
元々この2人は犯行に手を染める前から知人同士で、県警巡査部長は「知り合いで、捜査協力をしてもらったこともあり」と説明していて、この事件とは全く別の過去の刑事事件で協力関係にあったことが伺えます。
犯行発覚のきっかけ
接骨院院長は他の患者と共謀して療養費(保険金)を詐取していたことが発覚し逮捕・起訴されていて、その余罪を追及している過程で県警巡査部長との詐欺も発覚しました。
最初の報道(2025年8月21日)より前の同年8月15日に詐欺罪で起訴されていました。その他にも詐欺と思われる事案があり余罪が追及されていました。
事件の詳細
県警巡査部長は2020年2月~2024年3月の間、接骨院院長(柔道整復師)が経営する接骨院に合計57日間通院したとする書類を警察共済組合富山県支部へ7回にわたり提出し、合計5万3095円を接骨院院長の銀行口座に振り込ませていました。
その後、富山県警が巡査部長の勤務表を調べたところ、実際には通院していなかった日が9日あったと判明し捜査が開始されました。
「(接骨院院長から)水増し請求を持ちかけられ安易に了承してしまった」「接骨院の手助けとなればと思った」と説明していて、接骨院院長から詐欺を持ちかけられ協力したものの、県警巡査部長は金銭等を一切受け取りませんでした。
県警巡査部長は2025年7月11日に詐欺容疑で書類送検されたものの同年7月31日には不起訴処分となりました。翌月の8月21日には県警巡査部長に対し停職6か月の懲戒処分が下され、同日に依願退職となりました。
富山県警(首席監察官)からは「法を適正に執行すべき警察官が、このような事案を起こしたことは誠に遺憾であり、県民の皆様に深くおわび申し上げます。職員に対する指導を徹底し、信頼回復に努めて参ります」という声明が発表されました。
事件後の経過
柔道整復師のその後
2026年2月の初公判にて起訴内容を認めました。
報道では「元接骨院長」と記されていることから接骨院は廃院になったと思われます。
詐欺被害の総額は数百万円に達する可能性があると報じられています。
元接骨院長、保険金詐欺認める 富山地裁で初公判
北日本新聞社より引用 https://webun.jp/articles/-/965978
2026.02.07
その後の報道は見つからず判決等の経過については不明です。
共犯者(県警巡査部長)の処分
県警巡査部長は最終的に退職となりましたが、
・書類送検のみ(逮捕はされない)
・不起訴処分(前科は残らない)
・停職処分のみ(場合によっては職場に復帰出来た)
・依願退職(退職金は受け取れる)
となり、温情を感じられる処分となりました。
事件の時系列
[2020年以前]過去の刑事事件について接骨院院長が県警察(県警巡査部長)に捜査協力を行う
↓
[2020年2月]接骨院院長から、その接骨院に通院中だった県警巡査部長に通院日数水増し請求を持ちかけられ安易に了承
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[時期不明]接骨院院長が別の詐欺罪で逮捕、一連の捜査において県警巡査部長が協力した事案も発覚
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[2025年7月11日]巡査部長を詐欺容疑で書類送検
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[2025年7月31日]不起訴処分
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[2025年8月15日]接骨院院長を詐欺の疑いで起訴
↓
[2025年8月21日]県警巡査部長を停職6か月の懲戒処分
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[2025年8月21日]県警巡査部長が依願退職
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[2026年2月7日]元接骨院院長が初公判で起訴内容を認める


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